ビワ

九州で初めて栽培された果実
日本に自生するバラ科の落葉高木。
日本に自生しているものは実が小さい。
江戸時代末期に中国から大果品の種子が入ってから盛んに栽培されるようになった。
日本で初めて栽培されたのが長崎の茂木である。
今でも、茂木のビワといえばブランド品である。
花期は11月末から2月頃まで。
枝先に白い小さな花を房状につける。あまり目立たない。
寒い時期に花をつけるため干害に弱く、温暖な地域でしか実を付けない。
放任すれば大きくなるのでかなり広い庭にしか植えられないが、一本あれば夏のデザートとして楽しめる。

« オタフクナンテン | メイン | リュウノヒゲ »

 
トラックバック