花は野にあるように

三苫公園のシンボルツリー
日本に自生するセンダン科の落葉高木。海岸沿いに生息する。
三苫海岸のタブ－ヤブニッケイ林にも点在する。
三苫公園のシンボルツリー。木登りのできる木でもある。
花期は５～６月。淡い藤色の花をつける。
実は黄色で葉が落ちた後も残っているために、よく目立つ。
実を目当てにヒヨドリがよく集まってくる。
横に広がるので、公園に一本あれば楽しいが、台風には弱く、大きな枝でも折れることがある。
２０年程前に、大阪の大同生命本社ビルの周りにセンダンの街路樹が植えられていた。
おそらく、今では強剪定されているだろう。
街路樹のような狭い空間には向かない。
「センダンは双葉より芳し」と言われ、学校などの記念樹に植えられているが、このセンダンは別種のようだ。
ちなみに学校に植える記念樹に適したベスト３を選べば、カイノキ、ユズリハ、センダンか。