トウオガタマ

中国より渡来した招霊の木
中国原産のモクレン科の常緑高木。
花期は5月。クリーム色の小さな花をつける。
まばらに咲くのであまり目立たないが、バナナのような甘い香りがする。
9月に赤みがかった実を付ける。楕円形の変わった形をしている。
明治時代に渡来し、庭木として使われたが、今では主に神社に植えられている。
綿津見神社の境内にも寄贈された木が植えられている。
同じく紹霊の木とされ、ミカドアゲハの食草で有名なのはオガタマノキで花(白)、実ともに異なる。
ちなみに綿津見神社にあるのはトウオガタマだがオガタマノキと書かれていた。
かなり混同して使われているようだ。


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