イヌビワ

日本に自生するクワ科の落葉小高木。海近くの林縁などに生える。
ビワという名前だが実はイチジクに近い。
古名のイチジクはこのイヌビワのことのようだ。
他の樹木よりも葉が大きく、淡い色なので、実がついてなくてもよくわかる。
樹林地の中で高木の足下にある樹木は太陽の光を求めて葉が大きくなったり、濃い緑の色をしている。
野趣のある植栽計画では様々な大きさの葉、様々な色の葉の樹木を使うと味がでる。
イヌビワは葉の大きな樹木を植えたいときには適しているが、大きく育つので管理が難しい。
ついアオキやシャクナゲになってしまう。

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