耐潮性のある樹木 その3

マサキ
日本に自生するニシキギ科の常緑低木。花期は6~7月。
緑がかった白色の小さな花をつける。
11月には赤く熟した実を付ける。
耐潮性に優れた樹木ではあるが、ハマヒサカキやトベラよりやや内陸に分布している。
生育が早く、背が高く、刈り込みにもたえるので生け垣などによく使われていたが最近はほとんど見かけない。
プリペットやベニカナメに変わられてしまった。
固いごつごつとした感じがよくないのだろうか。
公園などでも見通しをよくするためにマサキのような中木はほとんど使われなくなった。
照葉の自生種だけに復活を期待したいところだ。


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