耐潮性のある樹木 その2

トベラ
日本に自生するトベラ科の常緑低木。
海岸に分布し、耐潮性に優れた樹木。
三苫海岸でも岩場の波打ち際などで見かける。
常に強い潮風にさらされているところでも生育している。
大変強く、刈り込みにもたえるため、街路や公園によく用いられる。
花は4~5月。白から黄色に変わる。10月には緑色の実を付ける。
熟して灰褐色に変わると3つに裂けて、イチジクと同じような赤い種子を出す。
あまり目立たないが季節感にあふれる楽しい樹木だ。
しかも、強健でしっかりとした緑を提供してくれる。
また、地域に自生する樹木のため、植えた人も安心しておける緑だ。
ここが造園設計でよく使われる最大の理由か。


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