オオイタビカズラ
日本に自生するクワ科の常緑木本ツル性植物。花期は6~7月。
イチジク属で10月にイチジクに似た実を付ける。熟すと黒くなる。
幼葉は1~2cmと小さく別物のように見える。葉が育つと10cm程になる。
気根があり、ブロック塀や樹木に登っていく。
鹿児島県知覧の武家屋敷は石積みがオオイタビで覆われ生け垣のようになり、緑の町並みとなっていたのが印象的であった。
20年ほど前に大阪で海岸沿いの法面で地被植物の試験植栽を行ったことがある。
ビンカ、オオイタビ、ヒペリカム、ヘデラ等を植えてみた。
最も成績がよかったのがビンカとオオイタビであった。
壁面だけでなく大面積のグランドカバーとしても利用できる。
乾燥に強く、耐潮性もある。
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