ナツヅタ

日本に自生するブドウ科の落葉木本ツル植物。林縁に生える。
ツルは気根や吸盤で張り付き這い上がる。
吸盤をもっているので平滑な面でもはい上がることができる。
花期は6~7月。10~11月に紫黒色、5~7mmくらいの果実をつける。
花や実よりも紅葉が一番楽しめる。
倉敷のアイビースクエアはこの種。
しかし、アイビーはキズタなどの常緑のつたを指すため、正確にはナツヅタはアイビーではなく、ブドウの仲間。
すなわちバインスクエアが正しい名前だが、アイビースクエアの方がひびきはいい。
落葉でどのようなところにも登っていくため、壁面緑化には適している。
壁に這わせると室内は夏は涼しく冬は暖かい。天然の空調だ。

« キズタ | メイン | 耐潮性のある樹木 その1 »

 
トラックバック