変わった花 1

朝、散歩をしていて民家の庭先で変わった形の花を見かける。
調べてみると、どれも元々は露地では育たないものばかり。
これも温暖化の影響かと思いながら写真を撮る。
まだ、野生化はしていないのでかわいい花ばかりだが数年後はわからない。
今の時期に咲いているそんな花を紹介します。
ベロペロネ
メキシコ原産のキツネノマゴ科の熱帯性常緑低木。
漢名は小海老草。見たとおり花の形からこの名が付いた。
昭和6年に渡来したらしく、鉢植えや切り花用に栽培された。
温室で育てられたために図鑑でも花期は冬~春と曖昧だ。
露地ではおそらく5~10月と言うところか。
本来は露地では育たなかったのだろうが、最近は庭先で1m位に成長したものをよく見かける。
花の形に特徴がありよく目立つ。
キツネノマゴ科にはそのほかにも、クロサンドラやパキスタキスなどの変わった花が咲くものがあるが、まだ露地に植えたままのものは見たことがない。
この植物は本来の鉢植えで観賞すべきで、庭にはあまり植えない方がよい。
個性が強いだけに、要観察植物だ。

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