ススキ

日本に自生するイネ科の宿根草。
語源はすくすく立つ木のような草、神楽に用いる鳴り物用の木(スズの木)から来ているらしい。
花穂を9~10月に付ける。
秋の七草の一つ。
茶花にも使われる。
葉に矢羽形の斑が入ったタカノハススキは涼しげな感じで、風炉の花として用いられる。
そのほかイトススキ、ハチジョウススキ、シマススキなどがある。
中秋の名月にはススキとお団子が定番である。
今年は9月25日。少し曇っていたが、きれいな月が出ていた。
庭に一株あればよいし、一輪さしてもよい。ススキの原も美しい。
福知山の山頂部にはススキが一面に広がる。
夕陽をあびると金色に光る。
「風の谷のナウシカ」に出てくる「金色の野」はきっとススキの原だと思う。

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