アローカリア

オーストラリアのノーホーク島原産の常緑高木。
和名は島南洋杉。原産地では70mになる。
沖縄では10m近く伸びたものをあちこちで見かけた。
九州でも鹿児島県南部や温室内では見たことがあるが、北部九州で露地で育っているのは初めてみた。
場所は福岡市東区三苫。
これも温暖化が原因なのだろうか。
独特な姿は目を引くが、設計に入れるとすればどう見ても、温室にしかにあわない。
とても福岡の風景にはなじまない。もし育っても生態的に無理がある。
ホルトノキの「ファイトプラズマ」、フェニックスの「ヤシオオオサゾウムシ」等のように数年後、数十年後に問題が発生してくる。
植栽設計もそこをよく考えなければならない。

« ヤナギバルイラソウ | メイン | 夏の終わり »

 
トラックバック