利休七訓
現代茶道の祖と言われている千利休が「もてなしの心」として伝えた言葉がある。利休七訓と言われて、今でも茶道の心得として言い伝えられている。
- 茶は服のよきように
- 炭は湯の沸くように
- 花は野にあるように
- 夏は涼しく冬は暖かに
- 刻限は早めに
- 降らずとも傘の用意を
- 相客に心せよ
「花は野にあるように」とは直接的には茶花のいけ方の心得を述べたものだが、基本は「自然に従う」という茶道のすべての作法に通じるものである。これは私のランドスケープデザインに基本となっている。このコラムでは路傍に咲く何気ない花を造園設計への取り入れ方を含めて紹介する。「時刻は早めに」の精神を守り、できるだけタイムリーに紹介するつもりです。
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