くっつき虫 その1

コセンダングサ
日本に自生するキク科の一年草。
花期は8~12月。黄色の小さな花をつける。
最大の特徴は「くっつき虫」と言われる「そう果」を球状につける。
そう果には2本の棘があり、少し粗めの繊維にくっつく。
服や靴につけると、取っても棘の部分が残ってやっかいだ。
大分では「ばか」というそうだ。
人にくっつく物がバカなのか、知らないうちに種を運ばされるのがバカなのか、どちらかは定かではない。
近似種にアメリカセンダングサがある。これはアメリカ原産の帰化植物で、花期が1ヶ月ほど早く、茎が赤紫色、そう果は線形で3~4本の棘があることで見分ける。

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